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この成人型歩行パターンは、3歳頃から認められた3,6)。 2) 幼児型歩行(1歳中頃〜2歳中頃) 図2は2歳児の歩行のフォームと足関節筋の筋電図を示している。 1歳前後で独立歩行を習得し、半年から1年程度の歩行練習を経た幼児歩行は、着床前に腓腹筋の放電はみられず、成人型歩行パターンと一致するが、着床前に拮抗筋の前脛骨筋に放電がみられない点では、成人型歩行パターンと顕著に異なった3・6・12)。 幼児歩行は、成人歩行と同様に踵着地であるが、着床時、強い足背屈がなされず、すり足(足底全面着地)的な歩行を示した。これは、強い足背屈で踵着地を行なう成人型歩行へ移行する前段階の少し安定した幼児型歩行パターン(1歳中頃〜2歳中頃)の特徴と考えられる。 2 不安定な歩行パターン
乳幼児の独立歩行開始期 図3は、生後10ヵ月児の独立歩行開始期(歩行習得2週頃)のフォームと足関節筋の筋電図を示している。図の上段はひとり歩行、下段は支持歩行である。 上段のひとり歩行では、接床期の間、中腰姿勢で走幅を広げ、上肢も外軽挙上しながらバランスをとっていた。離床期前半では積極的に片脚が挙止され、離床期後半では積極的な脚伸展がなされ、つま先着地と足底全面着地が多く認められた。 独立歩行習得開始期の筋電図パターンは、成人型歩行パターンと異なり、着床前に、足底屈筋の腓腹筋に強い放電がみられる場合が多かった。この時期は、まだ片脚立位が保持できないので、転倒を防ぐため挙止した足を素早く着地し、パラシュート反射的な自己防御反応が働いたものと考えられる。 しかし、不安定な独立歩行開始期でも、図3の下段にみられるように支持歩行を行うと、不安定さを示すと考えられる着床前の腓腹筋の強い放電が消失し、つま先着地・足底全面着地が踵着地に切り換わった。 このことから、着床前にみられる腓腹筋の強い 
図2 幼児型歩行の足関節筋の筋電図(2歳児)2)。
安定した成人型歩行と異なり、着床前(\)では腓腹筋・前脛骨筋の両筋に放電がみられず、すり足(足底全面着地)的な歩行がなされ、少し安定した幼児型歩行を示した。 放電とつま先着地・足底全面着地がなされるパターンは、不安定な歩行パターンであることが推測された7、9、10)。 また、接床期の間、ひとり歩行では前脛骨筋に強い放電がみられるが、支持歩行を行うと前脛骨筋の放電は減少・消失した10)。上述した成人型歩行パターン(図1)や幼児型歩行パターン(図2)においても、接床期に前脛骨筋の強い放電はみられなかった。このことから、接床期にみられる前脛骨筋の強い放電の有無は、歩行の安定・不安定さに関与していることが推察される。 以上のことから、着地動作の違いや足関節筋の放電の有無によって歩行の安定度を、離床期・接床期において、以下の段階に区分することができると考えられる。 すなわち、離床期では着床前において、?@腓腹筋に強い放電はみられず、前脛骨筋に放電がみられ、踵着地がなされる安定した成人型歩行、?A腓腹筋と前脛骨筋に放電はみられず、すり足(足底全面着地)的な少し安定した幼児型歩行、?B腓腹筋に強い放電がみられ、踵着地がなされる少し不安定な歩行、?C腓腹筋に強い放電がみられ、つま先着地・足底全面着地がなされる不安定な歩行に区分できる(表1)。 また、接床期では、?@着地直後から離床期寸前
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